サステナビリティ

Sustainability

Sustainability
sustainable society
持続可能な社会の構築
困った人が生まれない世界を
将来の世代へ引き継ぎたい
地球温暖化による世界規模の気象変動、人口動態の変化による高齢化・過疎化、社内不正・情報漏洩増加による企業活動の危機…。今、世界中の人々が直面している「環境問題」「社会問題」「企業統治問題」は、デジタルデータの世界と無関係ではありません。デジタルデータの問題解決を生業とする私たちは、デジタル化が加速する世界で持続可能な社会を目指すためには、何が必要なのかを考え続けます。
デジタル化、データのインフラ化の進行により、生活やビジネスがより便利に、より豊かになる一方で、世界中でデータにまつわるトラブルは多発しています。ビックデータ、IoT、AIなどの市場が成長するに連れ、データのもたらす価値も急速に高まってきたことから、今後はデータトラブルによる被害の一つひとつが、より甚大なものになっていくでしょう。そして、データトラブルの多発化、被害の深刻化に拍車をかけているのが、気象変動・災害などの「環境問題」、高齢化などの「社会問題」、情報漏洩などの「企業統治問題」です。一見関係がないようにも見えますが、実はこれらの問題とデジタルデータの世界は密接に関わっています。私たちは創業以来、データトラブルの解決と予防に全力を注ぎ、世界中から困っている人をなくしたいという想いで事業を展開してきました。デジタル社会の進展の中で、世界中の人々が安心して暮らせるサステイナブルな社会を実現するためには、「環境問題」「社会問題」「企業統治問題」の視点からデータトラブルを解決・予防していくことが必要であると私は考えています。
Initiatives
サステナビリティに対する取り組み
気象変動・高齢化社会に対抗し、
企業の事業継続を支える
私たちは「困った人を助け、困った人を生み出さない」という理念を軸に、「気象変動による膨大なデータの被災」「高齢化社会が生み出す未継承のデジタル資産」「DX化に伴って急増するサイバー攻撃と情報漏洩」といった、デジタル社会が抱える問題を解決していくことを通して、人々が安心して暮らせる持続可能な社会の実現を目指します。
Environment
環境に対する取り組み
あらゆる情報がデータ管理される現代において、気象変動や自然災害はデータ消失問題を深刻化させています。近年当社で増えているのは、異常気象による豪雨が原因で水没したデータの復旧ご依頼です。地域一帯が被災し、機関や企業の重要データが水没すれば、その後の復興・事業継続は困難を極めます。私たちは東日本大震災の津波や令和2年7月豪雨などで被災したPC・HDDのデータ復旧を数多く行ってきました。その当社だからこそ、深刻化していく天災への対応に今後も尽力することが使命だと考えています。
Social
社会に対する取り組み
デジタル社会の中で高齢化は年々加速しています。それに並行して、10〜20年後には、現在インターネット利用率が高い世代が高齢者層になることで、デジタル遺品の増加が問題になっていくでしょう。当社では「主人が遺したネットバンク講座のID・パスワードがわからず相続できない」というような遺品調査のご相談が、2021年6月時点で年間400件を超えています。デジタル社会の進展を支えてきた私たちにとって、このようなデジタル遺品の問題は今後も尽力していく分野の一つとなっています。
Governance
企業統治に関する取り組み
近年DX化の中で企業へのサイバー攻撃は増加しています。加えて2022年4月、個人情報保護法改正により情報漏洩に関する罰則が強化され、企業の情報漏洩リスクは拡大している状況です。当社はこの状況を踏まえて、万が一の感染に有効な情報セキュリティをご提案しています。情報漏洩防止に特化した商材DDHBOXを始め、調査技術による感染状況確認、復旧技術による業務データ復旧など、各方面からアプローチし、事業継続を支えます。これらのサービスは多くのパートナー様を通じて現在も提供拡大中です。

COLUMN

貧困の中で暮らす子どもたちへ、
私たちができること。

私たちは、事業・サービスを通してより良い社会を作っていく傍で、社会問題への直接的な支援活動にも取り組んでいます。その一つが、支援団体(認定NPO法人)が実施している「Child Fund Japan」のスポンサーシップ・プログラムへの参加です。支援対象はフィリピン、ネパール、スリランカの子供たちであり、教育・保護などの地域復興に支援金が充てられています。世界では「小学校に通っているにも関わらず経済的問題で卒業が叶わない」、「食糧が確保できず栄養が不十分な状態にある」というような子どもたちが、現在も多くいる状況です。私たちはこのような状況を少しずつでも改善し、すべての子どもたちが等しく教育を受け、健やかに成長できるような社会の実現を目指しています。