Private家族との日常

プライベートで子どもたちと過ごす上で大切にしている考え方を紹介します

3つの教育方針
「自立心を身につけ、社会と自然環境への深い理解と責任感を持った子どもになってほしい」
そのような思いから3つの教育方針を掲げ、子育てに取り組んでいます。
食育
【生き物や食物連鎖について理解する】
・釣りや採集によって自然の中で自らの手で食べ物を調達することで、生態系のバランス、食物連鎖について学ぶ
【食べ物をいただくことに感謝する心を育む】
・普段食べている魚や卵、野菜がどのようにして自分たちのもとへ来るのかを学び、食べ物に対する感謝の気持ちを育む
【自給自足の体験と食の安全性】
・自分で魚を釣り、さばく経験から、サバイバル環境で生き抜く力強さと食品の取り扱いに対する知恵を身に着ける。
衣食住の大切さ
【基本的な生活ニーズへの理解】
・無人島で電気・ガス・水道のない生活を体験し、普段のインフラが整った環境で生活しているありがたさを学ぶ
【自然との共生】
・大自然の中で自然と調和しながら生きる知恵を学ぶ
【資源の有限性と環境保護】
・現代社会の便利さと対比して、資源の有限性と環境保全の必要性を学ぶ
社会奉仕活動
【地域社会への貢献と参加】
・ごみ拾いなどのボランティアを通じて、地域社会への貢献と参加の意義を理解する
【社会的責任と援助の精神】
・チャイルドファンドジャパンを通じた途上国の子どもたちへの寄付活動により、困っている人々を助ける社会的責任の意義を学ぶ
【思いやりと協力の育成】
・社会奉仕の経験から、他者に対する思いやりと協力の精神を育む
活動履歴
ごみ拾いボランティアで、
地域社会への貢献と参加
の意義を理解する
下北沢にて、ゴミ拾いのボランティアに息子とともに参加しました。
この活動は、地域への貢献と家族の絆を深める素晴らしい機会でした。事前に息子と一緒に必要な道具を準備し、安全に注意しながら地域の清掃を行いました。活動中、短い時間ではありましたが、地域の方々との交流もあり、息子にとっても貴重な経験ができたと思います。
街がきれいだと、歩くときも気持ちがいいです。地域への小さな貢献でも、大きな変化をもたらすことができると実感しています。地域社会の活動に参加することで、人々の繋がりや社会への貢献を学ぶ機会となっています。
真冬の知床半島で、
大自然の神秘と厳しさを
全身で体験する
2023年は、知床に年4回行きました。春夏秋もすばらしい自然の中で時間を過ごせましたが、日本の最北端にあたる知床の冬は、一般的な寒さとは異なり、生命の力強さを感じさせます。 凍った湖を渡り、雪原をトレッキングする中で、自然の厳しさと美しさを体験し、生きる知恵を学ぶ冒険の時間となりました。旅の途中、幸運なことに、鮭の遡上を間近で見ることができました。険しい渓流のなか、何度も何度も飛び跳ねて力強く上っていく鮭の様子は言葉では表せないほど神秘的でした。子どもたちにとっても、このような体験は、将来彼らが直面するであろう幾多の困難に対して、挑戦する勇気を与えてくれると信じています。夜は雪景色を眺めながら、静かに家族の会話を楽しみました。都市の喧騒から離れた場所で、家族で一緒に時間を過ごすことの価値を再認識しました。
海釣りに行き自らの手で釣った魚を食べ、
食べ物のありがたさや生態系のサイクルについて知る
今年のプライベートの目標にかかげた、釣りに行ってきました。 朝、目的地に向かう車内は期待に胸を膨らませる子どもたちの声でいっぱいでした。子どもたちが釣竿を手にするのは、初めての挑戦です。魚が釣れたときの喜びと、釣れない間もじっと耐える忍耐、それぞれの瞬間が学びの場となりました。 餌に使用する貝やオキアミを、魚が食べて成長することなどを説明し、子どもたちは生態系の成り立ちを知る機会になりました。 娘は、わたしが釣ったものよりも大きなアカハタを釣りました。今ではテレビやネットで簡単に海の映像を見ることができますが、実際に自分の手で餌をつける、釣竿を握って釣る、生きている魚を目の当たりにするといった生の経験が子どもたちにとって貴重な学びになると考えています。なによりも、釣り上げた魚に感謝し、生き物の命を大切に扱う子どもたちの姿を見て、親としても改めて大切なことを学ばせてもらいました。
無人島での暮らしを通じて、
電気・ガス・水道の整った生活の有難さや、自然の中で生きる知恵を学ぶ
家族4人で、無人島での生活体験に挑みました。 今回、子どもたちは、準備段階から積極的に手伝ってくれました。無人島での生活に必要な食料は自分たちで調達しなければなりません。釣り竿や食器、調理用具もすべて竹で手作りします。 わたしが子どもたちと食料を確保する間、妻は、調理やお風呂といった、日が落ちる前に必要な準備を進めてくれました。 火を起こす方法、食料を確保する方法など、サバイバルに必要な基本的な技術を身をもって学び、物質的な豊かさだけが全てではないことや、自然と共生することの大切さを学びました。この体験は、一時的な冒険ではなく、生活のあり方を見つめ直す機会となり、家族との絆を深めた私たちにとって忘れられない思い出となりました。